駿府 静岡市の日帰り歴史旅① 臨済寺と静岡浅間神社

小さい旅

2019年6月8日
昨日6月7日に梅雨入りが発表され今年もジメジメした日々の始まりかと
思いきや今日はいきなりの晴天。これはどこかに行かなきゃ損ということで
今回の旅の始まりは駿府は静岡市のJR静岡駅から始まります。

<旅のルート>
JR静岡駅—–臨済寺—–静岡浅間神社—–茶町KINZABURO—–浮月楼—–JR静岡駅
———-バス   徒歩15分      徒歩15分        徒歩20分  徒歩5分

JRで静岡駅まで早朝にやってきて、まずはスターバックスで軽く朝食を。
今日は結構歩く予定なので腹ごしらえしてからいきます。

静岡駅北口に出て徳川家康さんの子供の頃の銅像に会ってきます。
「竹千代君」です。バックの葵の紋所が綺麗に全部写真に写っておらず残念!

まずは、しずてつバスで臨済寺へ。
バス乗り場は静岡駅北口前の16番線からですが、16番線だけは外れにあり
国道1号線を渡った前にあります。看板もみずに13・14・15と見ながら
行ったところ「あれ!16番がない!」となりあわてて探しました。

臨済寺

今川・徳川両氏ゆかりの名刹。今川義元が太原雪斎を招き臨済寺の住持とした。

バスでわりとすぐ着き臨済寺前で下りると、湿気がむんむん蒸し暑いです。
この日は晴天で温度・湿度ともに高く歩いてるとすぐにじとーーっと
汗が噴き出してきます。

立派な山門が見えました。両脇にはかっこ良いちょっとした庭園があります。

階段を登ると重要文化財の本堂が見えます。
慶長年間に徳川家康が再建。桃山時代末期の様式を備えている。
本堂:重要文化財

振り返ると静岡市内のビルが見えます。

国名勝の庭園が見たくうろうろしますが、入口などが見当たりません。
うろうろ中に境内の建物などを撮影。

結局、庭園が見れませんでしたが、あとでわかった事ですが、
修行寺のため、境内意外は一般公開していないとの事です。残念です。
ただし、特別公開している日もあるそうですよ。
続いて徒歩15分ほどかけて静岡浅間神社へ。途中、民家の大きな木に花がたくさん咲いており
珍しい花だなーと思いきや、なんとサボテンの花?でしょうか。珍しいです。

静岡浅間神社

「おせんげんさん」の愛称で市民に親しまれ、創立は千古の昔にさかのぼり駿河国総社として広く信仰されている。時の権力者から保護されてきたが、とくに江戸時代に徳川家のあつい尊崇を受けて、寛永・文化年間両度の大造営が行われた。文化年間の大造営にて再建された社殿群26棟が国の重要文化財に指定されており、まさに『東海の日光』と呼ぶにふさわしいただずまいである。

名工として知られる左甚五郎の作と伝えられる楼門の竜の彫刻が楼門(重要文化財)にあるそうで
とても楽しみに来たのですが、残念ながら楼門自体のリフレッシュ工事(色塗り中)中で
見ることができませんでした。カバーで覆いつくされた楼門をくぐると舞殿です。
舞殿(重要文化財)

その裏には大拝殿が総漆塗りの極彩色に目が奪われます。
さすがは、東海の日光だけあります。
大拝殿(重要文化財)

百段階段を登ると左手に古墳がありました。
それにしてもこの百段階段の急な角度はすごい。下りが怖そう。

賤機山古墳(国指定史跡)

直径32m、高さ7mの円墳。内部に巨石を積み上げた横穴式石室があり、石室内には大型の石棺が置かれている。石棺内はすでに盗掘により荒らされ人骨や副葬品はほとんど残されていなかったが、石棺のまわりから土器や武器など豊富な副葬品が出土された。遺物から古墳は6世紀代の当地方最有力豪族の墓であると考えられている。


古墳の内部には入れませんが、覗くことができます。重厚な石棺を見ることができ
あんな大きな巨石をどこから昔の人はどうやって運んだのでしょうか?
古墳自体をまじかで見たのはこれが人生初めての事で少々興奮気味でした。

階段をおり池を眺めると楠の大木があります。どこにも何も説明書きがありません。
たぶん神木なのでしょう。

池の横には静岡市文化財資料館なるものがあったので入ってきました。
中は古墳の副葬品や今川・徳川家関係資料が展示されてます。
駿府城公園にある徳川家康像の原型も展示されており、大迫力です。

つづく

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