愛知県蒲郡にある竹島への小さな旅

小さい旅

2018年8月13日 今年の夏は暑かった、暑すぎて夏休みだというのに
今年は 旅の計画をたてる気がせず、ただただ家でゴロゴロする毎日。
というのは一つの言い訳であり、実は我が家でセキセイインコを
何も考えず勢いで飼うことになり、遠方へ旅に気軽に行けなくなってしまいました。

しかし、これではせっかくの夏休みだというのにもったいない!
日帰りで帰ってこれる旅行した気分になる場所はないのか?と 探したところありました。
蒲郡に国の天然記念物に指定されてる小さい無人島『竹島』
蒲郡へはラグーナや、浜松にコストコができるまでセントレア近くのコストコに
行くときの通過地点で何度か足を運んだ事がありますが、観光となるのは 初めてです。

今回は天然記念物にひかれて行ってみる事にしました。
まずは車で一般道路をドライブしながら竹島の駐車場へ。
しかし、この日も 暑い暑いを覚悟してましたが、なんだか少し涼しい??? 
真夏で涼しい? 今年の酷暑のせいで間隔が麻痺しているのか?
後で調べたところ蒲郡の最高気温は 33℃ 
あーーやっぱりいつもより涼しいと感じながら竹島にかかる 全長387mの橋を渡ります。
33℃で涼しく感じるのはやはり連日の暑さで肌センサーが 麻痺したのでしょう。

橋を渡り始めると心地よいそよ風と真夏の湿気が体にまとわりついてきます。
乾燥してる夏もいいけど湿気のある夏も夏らしくていいですね。
北海道出身の私も少しずつ本州の夏に慣れ始めてきているのか?
静岡県に住み始めて25年、当たり前といえば当たり前ですが、遅い気がします。

海の浅瀬に見える海藻を見たり、なんで帽子を忘れてきたんだろう、
直射日光が 肌にささり痛いなーとか、結構長い橋で早く渡って日陰に入りたいなーとか
結局暑いことばかり考えながら橋を渡っていきます。
後ろを振り向くと 昔風の立派な建物が見えます。
この時は『あれはなんだろう?立派だなーー、 でもどこかで見たことがあるなー』
くらいでしたが、ドラマ『ハゲタカ』を 見ていた時に、あれ?どこかで見たホテルだぞ? 
もしかして竹島にいったときに 見えたホテル? って調べてみたところ、ずばりそれでした。
名前は『蒲郡クラシックホテル』。
1934年に建てられた経済産業省が認定する近代化産業遺産の一つだそうです。
そんな事はつゆ知らず、この日は一切興味を持っていなかったので見てもいません。
見とけばよかったーーー。

小高い上にたつ城郭風の建物が『蒲郡クラシックホテル』

 

竹島に上陸するとやっと直射日光肌ビリビリ地獄から逃れ木が生い茂る階段を
登っていきます。竹島は全域が八百富神社(竹島弁天)の境内になっているそうで
神社まで階段を登りお参りをしてきます。お参りをすまし
裏手に遊歩道がありそこから降りて島をぐるーーと歩いていきます。

なかなか気持ちのいい遊歩道を歩いてるとゴキブリの大群らしきものが
うようよしてます。『ひえーー!』っと声を出しそうになりますが、
よくよく見ると海岸に良くいるフナムシでした。これだけ大群だと
気持ち悪いっす。
遊歩道をスタスタ歩き前の家族に追いつきそうになったところで
突然、家族のママさんが『キャーーー!』っと結構大きい声で叫び
その声で私もびっくりしてしまいました。そこにいたのはただの
大きめのミミズ。これくらいで悲鳴だすなよ。
ママさんも後ろに私たちがいるのを知らずに悲鳴を出したようで
後で恥ずかしそうにしてました。

島を1周し橋を渡り駐車場へ戻る途中で竹島水族館がすぐ近くにあるのを思い出し
立ち寄ることに。小さな水族館でしたが、安くてそれなりに良い
水族館だったと記憶してます。水族館を出たあとは、露天で焼き鳥とから揚げセットを
買い公園でたべました。うえーーー、おいしくない。においに誘われついつい
買いましたが。。。。この後は、このまま自宅に戻るのもまだ時間があったので
寄り道ドライブしていきます。場所は伊良湖岬。
気持ちの良い半島ドライブ中にいつも気になってはいたけど寄らずにいた場所
『日出園地』というそうですが、そこから見た景色がなんとも良いかんじです。

浜松の近くにもいろいろ景勝地や観光地があるもんだなーーとつくづく感じた
今回の小さな旅でした。

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