2025年8月11日
1993年に就職で静岡県に旅立ち、それから早30数年。
やっと地元札幌に戻ってきました。
30年以上ぶりの北海道に来て約3ヶ月。妻も少しずつ札幌の生活に慣れてきたので
少し旅らしい旅に出かけてきました。
北海道最初の目的地は「支笏湖ブルー」を見にいこう!の旅です。
札幌から車で約1時間と近いにもかかわらず、なんと国立公園ではないですか。
20歳まで札幌に住んでたくせに支笏湖が国立公園だとは
旅行雑誌を見るまで知らなかったなんて情けない。
これも「灯台下暗し」の一種ということで。
洞爺湖だけだと思ってました。ただの言い訳。
自宅から車で真駒内を抜け、国立公園エリアに入ると森が深くなり
いつでも「ヒグマ」や「エゾシカ」が現れそうな大自然の中に入ります。
若い頃は、無我夢中でバイクを走らせ峠道をワインディングしてましたが
風景なんてそっちのけ。なんてもったいないことを。
峠道を抜けると、出てきました「支笏湖ブルー」。

本当に青いっす!「すっげー!」学生の時に見た時とは比べられない感動です。
カメラも久しぶりに復活し撮るのが楽しい。
アメリカに住んでたとき以来のカメラの楽しさに興奮気味。
支笏湖ビジターセンター前にある駐車場に車をとめ(500円)湖の方へ歩いていきます。

支笏湖
支笏洞爺国立公園の湖の一つで、最大水深360.1mで田沢湖に次いで国内2番目の深さ。
透明度も14m~20mと高く、美しい紺碧の輝きを放ち、洞爺湖とともに日本最北の
不凍湖で、湖面が凍ることはほとんどない。
この水の透明度はなんでしょうか。水があるようにさえ見えません。
「う・そ・だ・ろー。」

恵庭岳が綺麗に見えます。アイヌ語で「エ・エン・イワ」(頭の尖った岩山の意)。
支笏湖一帯の最高峰の山で、頂上付近には爆裂火口があり、今でも噴気が見られるそうです。
左に目を向けると風不死岳が見えます。アイヌ語で「フプ・ウシ」(トドマツの多い意)。

湖を右手にして湖畔を進むと赤い橋「山線鉄橋」が見えてきます。

山線鉄橋
明治32年(1899年)北海道官設鉄道上川線の空知川に架けられた橋でイギリス技術者ボーナルの設計。王子製紙がこの橋を払い下げを受け、大正13年頃に現在の位置に移設し王子軽便鉄道(通称「山線」)の運行を苫小牧~支笏湖間において開始。建設資材・製紙用原木運搬のみならず旅行者も運んだが、乗車券には「人命の危険は保証しない」という内容が書かれていた。
歴史のある鉄橋です。今は観光客用の歩道橋として千歳川にかかり美しい橋と川を見ながら渡れます。

なんということでしょうか!この千歳川の透明度と美しさ。カナディアンカヌーでカヌーイングしたい!ミシガンにいた時を思いだしカヌーが欲しくなりました。いやー北海道だわー。

カヤックなどで遊ぶ人たちでとても賑わっています。
カナディアンカヌーはツアーの申し込みをして約8,000円/人。高いような・・・
スワンでいいっかー。

独特な山の形をした「樽前山」。現在も火山活動が続いてるそうです。
この後は野鳥の森まで階段を上り散策し、
その後ビジターセンターで自然の展示とスタンプを押してきました。
「日本の国立公園乃印」という台帳がビジターセンターカウンターでもらい
「支笏洞爺湖国立公園」の所にスタンプをおします。いい記念になりますよ。
ビジターセンターの前にある商店街の「北のうまいもん店碧水」で「チーズいももち」400円を食べました。

「いももち」は、子どものころ、母が作ってくれて、とても好きな食べ物でした。
このチーズいももちはなかなかに絶品で、妻もおかわりしたいと言うほどでした。
これで支笏湖の旅は終わりますが、だいたい2時間の周遊時間です。これにカヌーに乗ったりすると1日楽しめますね。支笏湖に来るなら朝早くがおすすめで、渋滞もなく駐車場もすんなり止めれました。(9:00頃到着しました。)
北海道の国立公園は雄大な大自然に溶け込める、アメリカの国立公園に引けを取らない美しさ。「なんまら・綺麗で・わや・だべや!」もうこのような北海道弁を全然聞きません。さみしい!
北海道Uターン記念 1回目の旅は大満足です。
おわり。
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